太陽光発電と蓄電池を組み合わせて導入した時のメリット・デメリット

近年、蓄電池は急速に技術が進み、家庭用の太陽光発電システムと組み合わせて利用できるようになりました。
しかし、利点が明確な太陽光発電とは異なり、蓄電池については具体的にどんなメリットがあるのか、いまいち分かりにくいですよね。
そこでこの記事では、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせて導入した時のメリット、デメリットについて解説します。

太陽光発電+蓄電池のメリット

太陽光発電システムと聞いて、皆さんがイメージされるものは、屋根にあるパネルでしょう。
しかし現在は、太陽光発電=発電パネルの設置だけではなく、蓄電池との組み合わせが主流となっているのです。
では、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

災害時も天候に左右されない

太陽光発電システムは、単体でも災害時の非常用電源として活躍しますが、雨天時や夜間は発電できません。天候に左右されてしまうのが欠点です。
しかし、蓄電池を組み合わせると、例え発電量がゼロでも事前に溜めておいた電気が使えるため、不安定な太陽光発電のデメリットを補えます。
また、災害時でも安定的な電力の使用ができますので、より実用性が高まるのです。

夜間電力を有効活用して節約

2つの組み合わせは、電気の節約効果も期待できます。
日中、太陽光発電で発電した電気を蓄電池に溜めておきます。
そして、発電できない夜間は蓄電池の電気を使うことで、電力会社から買う電力量を抑えられるのです。
これによって、トータルでの電気代を安くすることが可能となります。

再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)終了後の活用

再生可能エネルギーの普及に向け、余剰電力を電力会社が高く買い取るという固定買取制度(FIT)は、10年間でその期間が終了します。
電力会社の電力買取額は、FITを終了した設備に対してはかなり低下しますので、売るよりも、自分の家で消費してしまった方がおトクになることがあります。
そこで、太陽光発電に蓄電池を組み合わせるのです。
発電した電気を溜めて自分で使えば、電力会社から買う電気が減りますので、電気代の節約につながります。

太陽光発電+蓄電池のデメリット

いいことづくめに見える2つの組み合わせですが、デメリットもあります。

蓄電池の価格が高い

太陽光発電に組み合わせるタイプの蓄電池は、高価格帯のものが多いため、気軽に導入することが困難な場合があります。

屋内のスペース確保が困難

節電対策や災害対策として使用する場合は、据え置きタイプの蓄電池を設置することになり、そのスペースの確保が必要です。
蓄電池は、できれば屋内が望ましいため、家が狭い場合は設置が難しくなります。

費用対効果が出にくい場合も

蓄電池は、家庭用であればその寿命は7〜15年程度です。
太陽光発電システムと合わせて導入するコストを考えると、いくら電気代が節約できるといっても、費用対効果が厳しい場合が出てきます。

まとめ

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせて導入した時のメリット、デメリットについて解説しました。
天候に左右されず、夜間電力を活用できる一方で、いくつかのデメリットもあり、導入には専門的な知識が必要でしょう。

愛知県岡崎市に店を構えるハローテックでは、太陽光発電システムと組み合わせた、蓄電池の導入を取り扱っています。
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